5インチチャックアダプター


オークションで落札したキタガワの5インチチャック。
このままだとCH250には付かないので、アダプターを作る事にします。

で、今回活躍するのがこの自作のロータリーテーブル。
割り出しや荒削り等、ほとんどの作業をこれで行います。

ミニ旋盤付属の3インチのチャックを使って、取り付けボルトの位置出しをしているところです。
フライスの主軸にMT3の固定センターをはめ
チャックでロータリーテーブルのインロー部分をつかんでいます。
この方法だと面倒な罫書き作業をしなくても済みます。

位置出しが終ったら、下穴をあけてタップを立てます。

材料は15mm厚のA2024です。

外径を荒削りしている所です。

この方法だと8角形にして旋盤で切削するより短時間ですみます。
面倒だったので、ドリルチャックのままでエンドミルをくわえています。
エンドミルは6mmの4枚刃ですが特に意味はありません。

ミニ旋盤主軸側のインロー部分の荒削りが終ったところです。
この後、旋盤に移して仕上げます。

旋盤主軸側を仕上げたら、ロータリーテーブルに移してチャック側の荒削り。

外径とチャック取り付け面を仕上げています。
荒削りが終っているのでキリコの量も少なく、
短時間ですみます。

3インチのチャックと同じように、5インチチャックの取り付けボルトの位置出しをして。


また、ロータリーテーブルに移し割り出しして穴あけ。

またまた、ミニ旋盤に移し貫通穴を仕上げて完成。


チャックに付けたところです。

キタガワのHPには取り付けボルトは、8mmになっていたのですが、このチャックはなぜかインチねじでした。
と言う事は、かなり古いやつなんでしょうか。

旋盤装着。
5インチのチャックでも、このクラスのミニ旋盤だととても大きく見えます。
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