コラム補強ver. 2 |
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前回、アングルで補強をしてかなり効果が有ったのですが、ヘッドを上げて使うとまだ弱く感じたのでコラム全体に補強を入れる事にしました。 | |||||
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相変わらず製作過程の画像は有りませんが、こんな感じになりました。 コラムの垂直調整は終わり、さび止めのペンキも塗ってあります。 使った材料はコラム補強用に 100mm×50mmの溝型鋼 厚さ6mm 幅50mmのフラットバーを2枚。 ベース部分には厚さ9mm 100×200 のフラットバーで材質は全てSSです。 |
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ベース、溝型鋼、フラットバーはそれぞれ溶接で固定してあります。 コラムと両側のフラットバーは、アルミ製のコラムに下穴をあけて、6mmのタップでねじを切り嫌気性接着剤を使って、ボルトで固定してあります。 |
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補強を入れた事によってコラムを傾けて使う事が出来なくなりましたが、今まで傾けて使った事も無く、ミニ旋盤を使いこなす本にも垂直専用で使い、ヘッドを傾けるような使い方はしない方が良いと言うよう事が載っていたので大丈夫でしょう。 |
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早速、テストをしてみました。 削ったのはSSの端材で、10mm2枚刃のエンドミルを使い、切り込み深さは0.5mmにしました。 0.5mmにしたのはアングルで補強した時の限界が0.5mmだったからです。 補強無しだと、0.25mm辺りが限界だったと思います。 |
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0.5mmだとまだ余裕が有りそうだったので、どこまで行くか試してみました。 左から0.25mm、0.5mm、0.75mmと0.25mmずつ切り込み深さを増やして行き1番右の1.75mmまで試しました。 1.75mmだとヘッドがかなり振動する様になるため1.5mm辺りが限界だと思います。 |
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補強無しの状態からかなりの剛性アップが出来ました。 ホビー用でこの位のサイズの機械には十分な性能が出たんじゃないんでしょうか。 金額的にも材料は近くの鉄工所から購入したので3000円程度で済んでいますし。 やる人はいないと思いますけど、やる時は自己責任でお願いします。 |
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