デスクワーク三昧?   ◆6/21〜27分です。
◆仕事もいろいろあるんです。


6月21日■ニュースの担当がなければ
ニュースの担当がなければ暇なのか?

確かに取材とか番組MCとか与えられた仕事が少ない。
暇に見えますよね。
ニュースの担当でない週は、これまでなら取材などで結構多忙でした。
しかし、今はリハビリ中の身。
IATを訪問したキャンペーンガールの取材が1本、
そして、盛岡から遠いところを取材していただく
「駐在カメラ」さんが撮影した映像を基に原稿を書く仕事が1本。
けっこうあっという間に終わってしまいました。
他の時間は何をしてるのと聞かれれば・・・

高校野球岩手大会に向けての準備です!

と答えます。
先週はずっとコピーでしたが、今後は集まった資料などの整理。
去年とは違って時間は結構自由になりますから。
与えられたわけではありませんが、10日以上も続く生中継には
本当にいろんな準備が必要です。
去年に比べると資料は充実しそうです。

大きな声では言えませんが・・・
実はHPの更新作業も合間を見てやってたりして。
怒らないで〜やまもと君(内輪ネタでごめんなさい!)
続・ニュースの担当がなければ暇なのか?

昨日となんだか同じですが、
いろいろやってます。
高校野球の仕事以外にもあるんですね。
しかもテレビ関係ではないアナウンサーの仕事。

コンサートのアナウンスです。

そう、局主催のコンサートなどに借り出されるんです。
顔は見せませんが会場には声が響きます。
今回はオペラ公演のアナウンスを担当しました。
普段使わないような本当に丁寧な言葉ばかり。
文章自体は短いんですが結構難しかったですね。
アナウンスは舞台の「そで」からで客席からは全く見えないところ。
それだけに出演者や舞台のスタッフの裏側を見るという
とても貴重な機会に恵まれました。
やはり、テレビとは全く違う世界。
今回の出演者は、はるばる「チェコ」からの方たち。
私には全く分からない言葉が飛び交う中、
公演が迫るにつれ高まる緊張感。
のどの調子を確かめる人もいて、
これぞプロの集団だ〜などと感じました。

さて、ここでお知らせです。高校野球中継のアルバイト募集!

実は私が、中継をお手伝いいただくアルバイトの管理を担当します。
野球が大好きな方、テレビが大好きな方。
もしいたら・・・
こちらまでご一報下さい。
若い方(大学生以上)、大歓迎です。
大会が終了する頃には日焼けすること請け合いです!
今週は番組に出ないアナウンサーの裏の仕事をご紹介しています?
そんなわけはないんですが、
なにせ、番組担当がないもんですから。
(もともと、私がレギュラーで担当しているのは
「IATスーパーJチャンネル」の隔週キャスターだけです。)

きょうも番組出演以外の仕事がたんまりと。
高校野球の打ち合わせや資料作成など。
出社してからほとんどの時間をパソコンと過ごしています。
しかし、ほかにもこんな仕事もあるんです。
といっても、IATなど人数が少ない局だけだと思いますが。

タイムキーパーの担当です。

いろいろありまして、久しぶりの担当です。
タイムキーパーは番組進行では本当に要の存在。
キャスターとして出演するときも緊張しますが、
タイムキーパーも緊張しますね。
夕方ニュースでのタイムキーパーだったんですが
久しぶりのことで緊張しました。
「10秒前、9、8・・・」
キャスターの時よりむしろ緊張が高まります。
横ではディレクターが画面の切替や字幕やら
いろんな作業をしています。
自分の声しか聞こえないスタジオに比べると、
いろんな声が聞こえてきて、緊張感が高まるのかも。
そして、自分が時間を間違えると違った映像が出たりするので、
それもプレッシャーです。
番組にはいろんな仕事があるんです。
1人何役をやっているのかな〜なんてふと思いました。
仕事も終わってそろそろ帰るか・・・という時でした。
技術スタッフがパソコンを見て少し悩んでいる様子。
「どうしたんですか」と聞くと・・・

「文章って難しいね。」

どうも、文章がうまく書けない様子。
「そうですね」などと話していると、

「そういえば5W1Hって何だっけ?」

え!?


「5W1H」とは「いつ・どこで」など
文章をわかりやすく書くときの基本です。
アナウンサーとしては基本中の基本。
研修などで何度も聞かされました。
しかし、私は即座に答えられず・・・しばらくして答えたという始末。
日々の仕事にかまけて、こういう基本を忘れがちなんですよね。
目が覚めた思いがしました。
やっぱりどこか抜けてるんだよな〜
だから、どこか仕事で納得できないことが多い。
基本の上に、応用が成り立っているんですね。
もう一度基本を再確認しなければ。
今週は番組を担当しないときの
アナウンサーの仕事をご紹介しているようですが・・・(まるで他人事)

絵画、写真コンクールの審査員をしました。
岩手県内から、21世紀に残したい風景などをテーマに
応募があった作品を審査するというものです。
専門家だけでなく報道関係者も審査員というわけです。
いや〜参りました。
一応大阪芸術大学卒業なんですが、
私の専門は「放送(アナウンス)」で、絵画、写真は全く関係ない!
つまり、ズブの素人です。
他の報道関係者(盛岡のテレビ局5社のアナウンサー記者)も
「迷うな〜」と、私と同じ様子です。
でも、見ていると分かったのが

小学生の絵・・・今の子供はませている、といいますが、
絵もその通りで、小学生とは思えない表現力。
誰かに見てもらう、というより「一生懸命さ」が目立ちます。
中学生・・・構図などが幅広くなってきて、描かれる世界も
社会全般というのが多くなります。
高校生・・・もう、ほとんど大人ですね。抽象的なものが多く、
「魅せる」色気が感じられます。

それにしても、びっくりしました。
小学生が大人びているのは言動だけでなく、描く絵もなんですね。
本当にしっかりしています。

さて、審査ですが、やはり迷いました。
結局自分がいいな、と思ったものを選びました。
これまで、何にしても選ばれる側でしたから、
みんな一生懸命描いただろうに、
選ぶことの大変さ、非情さを身にしみて感じました。
私の意見で入賞などが決まるわけではないですが、
責任重大で、気を遣いました。
しかし、「選ぶ側」の経験は私にとって貴重でした。


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