盛岡では「みちのく国際ミステリー映画祭」という催しが開かれています。毎回、いろんなイベントや普段お目にかかれない映画などが上映されるという「映画の街・盛岡」ならではのお祭りです。民放のアナウンサーも司会などでお手伝いするんですが、今回、私が担当したのはトークショー。ゲストは女優の桃井かおりさんです。

直接私が話を聞く役ではないんですが、間近に桃井さんを拝見しました。「オーラ」があるんですね、特有の。お高くとまっているわけではなく、どこか引き込まれてしまう感じです。実力で長年活躍している「プロ」なのかなと。始まる前は本当に緊張したんですが、担当できてよかったです。こういう仕事は何度もしたいですね。

ここ最近、急に寒くなってきた盛岡市内。遂に冬の便りです。「初氷」。季節の移り変わりを告げる区切りなのでもちろん取材です。普段よりも相当早起きして街へ出かけました。しかし、本格的な冬ではなく、まだ秋。陽射しは結構ポカポカしています。それでも寒そうな風景

を探しながら撮影を続けました。なんだかんだ言って寒かったらしく、少し鼻がムズムズしています。カゼかななんて思っていますが。確かに道行く人の中にはマスク姿の人も。季節の変わり目ですからね。皆さんも気をつけてください！

毎週この話ばかりですが、盛岡文士劇です。難しい盛岡弁と格闘しながら、私の苦手な演技に挑戦中ですが、今度はセリフの変更と役作りです。色男で女形（おやま）風。このため乱暴な言葉遣いが少し改められました。もともとセリフの数は多くないのですが、半分くらい変わったでしょうか。この役柄なら当然という感じなので、

すんなり入ってくるんですが、でも役作りは相当難しいですね。当たり前ですが、まだ自分の中でイメージができあがっていません。盛岡弁のセリフになじみながら、役に染まっていくことになりますが、果たして・・・特に「色男」が自分にはないキャラクターなので相当苦労しそうです。