何がかといえば、事故現場や取締りのパトカーです。前日から私が行く先々になぜかパトカーが。取材の帰りと朝出社する時に物損事故の検証していたり、昼間には取材で出かけた県庁の真正面で、理由はわからないんですが、パトカーが車を停止させ、ドライバーが事情を聞か

れている様子を目撃。何か違反をしたんだから仕方ないんですが、混雑している道路の1車線を塞いで付近は大渋滞。どこかのスペースに寄せて事情を聞けばいいのになあなどと思ったりして。ちなみに、この日の未明には盛岡市内でパトカーが倉庫に突っ込むなんて事故も・・・

またまた仕事を忘れそうになりました。きょうは取材で世界各地の木版画家の作品を集めた展示会に出かけました。私だけかもしれませんが、木版画というと、小学生の頃、白黒でゴツゴツした感じと思っていたんですが、それが全然違うんです。柔らかい線で表現されたものや

抽象画などもあってびっくり。何と言えばいいのかわからないですが、すっかり引き込まれてしまいました。いろんな角度から木版画を見たという感じです。部屋に飾りたいな〜なんて思った作品もいくつか。岩手・花巻市「花巻文化村」で今月22日まで開かれています。

さてさて、その田野畑村の取材の編集です。夏の高校野球などで企画の編集は久しぶりでしたが、今回は比較的準備に時間をかけられたこともあって、満を持して！臨みました。実はこの企画はIATだけでなく、東北地区のテレビ朝日系列の放送局で流れる予定です。それだけに、

いろいろ気を遣います。自分が楽しんだこの体験を、テレビを見る方にも味わってもらいたい。いろいろ工夫を凝らしたつもりです。ナレーションを減らして、案内していただいた方の声をそのまま生かしました。果たして出来やいかに。夕方ニュースに注目です！（なんてね）

久しぶりに太平洋を満喫しました！県北部の田野畑村の取材です。高さ200mの断崖が続く北山崎という名所があり、ここを海上から巡ったんです。瀬戸内海を見て育った私には何もかも新鮮。瀬戸内海は多島美が美しいんですが、太平洋は水平線だけ・・・これだけでも感動もの

ですが、切り立った断崖を真下から見たり、ウミネコやウミウの歓迎（？）を受けたり。しかも、潮風も気持ちよくておおはしゃぎです。普段は「仕事」の2文字が頭から離れないんです。しかし今回ばかりは、完全に忘れていましたね。久々に楽しかった〜

8月6日・・・55年前の広島は真夏の太陽が照り付けていた。今世紀最後の「原爆の日」です。私が広島に近い山口県岩国市出身ということは折に触れここで紹介していますが、私にとってもこの原爆の日は特別です。ニュースなどを中心に広島からの映像が流れていました。小さな頃から周囲の人にあの日のことを聞かされました。だから私にとっても特別な日でありつづけているのです。

小学校の先生は、広島のほうに大きなきのこ雲が上がったのを見たと話してくれました。当時女学生だった私の母方の祖母からは、原爆が落とされた後に広島市内に入って救護活動をして、今語り継がれていると同じ惨状だったことを聞きました。今でも印象に残っています。唯一の被爆国、日本。体験したわけではないですが、話を聞いた私も語り継ぐ1人であり続けなければと・・・