再開   ◆9/6〜9/11分です。
◆ちょっとイメージチェンジしました。


9月6日■いきなりかい!

夏休みも終わり、休み明け恒例の早朝出勤です。
きょうは7時半に出社、おととし開学した岩手県立大学へ
早くも入試の出願が始まったという取材へ、しかし・・・

受付は9時半スタートと聞いていたんですが、大学の担当の人に聞くと・・・
「10時半ですよ」・・・えっ?
どうも行き違いがあったらしく1時間も違っていたんです。
しかも、混雑を予想して早めに出かけたために、1時間以上待つハメに。
コンビニに行ったりしながら、なんとか時間をつぶしましたが、
ここで一つ、私は大きなミスを犯していたんです。
原稿用紙などを持っていかなかった・・・
つまり、今回の場合、入試についての説明などを原稿に書けばよく、
実際の受付の様子はわずかなので、なんとか書けます。
しかし、その原稿が手元にない・・・
仕方なく、原稿はあきらめ、取材に入りました。
しかも、きょうはその取材が終わると次も控えていました。

結局、取材を終えて2本の原稿を書くことにしましたが、
さらに大きな事が控えていました。
予定になかった会見が入り、担当しなければならなかったのです。

あわてて会見が開かれる県政記者クラブ(県庁)に行き、1時間で2本の原稿を仕上げ、
その会見に臨みました。
始まったのは午後4時。そして終了は午後4時半。
結構ややこしい話にも関わらず、ニュース本番1時間前から原稿にとりかかりました。
なんとか間に合いましたが・・・よく考えればきょうは3本の原稿を担当。
(1本は放送が翌日以降に回りましたが)
休み明けでいきなりフル回転です。


9月7日■久しぶりに特番のナレーション

夏休み前から決まっていましたが特番のナレーション録りをしました。
30分番組で、岩手には流れず、秋田、青森用です。

岩手、秋田、青森のアナウンサーが岩手の八幡平を旅するというもの。
結構明るく弾んだ感じという指示があり、
蒸し暑い録音ブースの中で悪戦苦闘しました。
なんといっても、私はこうしたナレーションがどちらかといえば苦手です。
試練だと思い、臨みました。

普通、IATのような民放の番組は30分といっても、番組自体の本当の長さは25分強。
あとはCMです。
しかし、担当した番組は29分とやや長め。当然コメントの量も多くなります。
VTRを見ながらコメントをつけていきますが、タイミングや、雰囲気作りが結構難しいもの。
そのVTR自体は面白いんですが、こっちも必死。
間違えないように、雰囲気に合うナレーションを心がけるように。
普段生放送(夕方ニュース)を担当している私にとって、
このようなナレーションは結構緊張するもの。

1時間ほどで録音は終わりましたが、
所々いつもは使わないような声色を使ったりしたこともあって、
本当にくたくた。でもいい経験です。

岩手では流れず、自分で完成した番組を見ることはできないのがちょっと残念ですが。


9月8日■しっぺ返し?!

今週はとにかく次から次へと仕事がやってきます。

きょうは午前中に1本取材して、その後は県政記者クラブで企画の準備でもしようかと
思っていました。
しかし、そうはいかないものです。
その取材から帰るともう1本頼むという話。
しかも、17:00からの3分間用にも原稿を出してくれとのこと。
早い時間帯の取材なら問題ないんですが、
その取材は15:00に始まって16:30終わる予定・・・
つまり、本番30分前まで取材をしていなければならないのです。
もちろん、全部を終わってから書いていると間に合わない可能性があるので、
想定できる部分は書き終えて、いかなければ分からない部分だけ足すという方法に。

しかし、終了が予定より20分ほど早まって、少し余裕もできました。
それはそれでいいんですが、
企画の構成などはほとんど手をつけていない状態。
結局、残業をして構成を組み立てることにしました。
ただ、頭が回らない状態で、思うように進まず・・・

こういうときは・・・気分を変えてと思いましたが、それもうまくいかず、諦めました。
明日が取材だというのに・・・


9月9日■「出会い」に感謝!!

企画取材がいよいよやってきました。
結局、構成も完全にまとまらず不安なまま出かけました。

今回は自宅を子供達に開放しているお年寄りを紹介するというもの。
集まって来る子供達もお年寄りと仲良くしているんです。
ある人をクローズアップする企画は本当に久しぶりのことでもありましたし。
でも、その不安は一気に吹き飛びました。
本当にお元気な方で、お話好き。笑顔で私たちを迎えていただきました。
まず、畑仕事の様子を撮影したのですが、歩くのは速いし、動きもテキパキ。
80歳近くとは思えません。
気さくな方で、カメラをあまり意識せずにどんどん話しかけてきます。
撮影する際にちょっとした注文をしても、「これでいいのか?」など笑顔で聞いてきたり。
取材する側にとって「都合がよい」といえばそれまでですが、
そういうことではない、その気配りと、はきはきしたところが、魅力です。

ご自宅でも、奥さん共々面白い会話が続き、ずっと笑ってばかりでした。
なにかと「お年寄り」を取り巻く環境は先行きが不透明ですが
それを全く感じさせないんです。

インタビューでは、やはり80年近い人生を送ってこられたこともあって、
その一つ一つに、重みもあるし、説得力もある・・・本当です。
「老後」という言葉が当てはまるかは分かりませんが、
充実しているんだろうな、そう肌で感じました。
その表情、話し方、その動き、すべてから、そう思えるんです。
笑顔も素敵だし、話し方も優しさというかにじみ出ています。
だから子供達も、自然に集まってくるのでしょう。

こういう方に会えるのも放送業界に身を置くからこそ。
「出会い」に改めて感謝した取材でした。


9月10日■きょうはひと休み・・・

結局、今週は一度も朝はのんびりすることなく・・・
ただ、きょうはニュースの中のランキングコーナー編集の日。
ずっと社内にいて、少しはのんびりしました。

しかし、今週は慢性的な寝不足のせいか、編集中に眠いこと。
ウトウトする時間が何度かありました。(オイオイ)
編集ブースは狭いところなので、どうも余計に眠くなるようです。
あくびは出るし、まぶたは重いし。
本当に寝てしまうところでした。
しかも、今週はいつもと違い、いろいろ手間取ってしまい、
編集にも時間がかかりました。

昨日の取材した企画の放送が来週なので、早めに構成を作ろうかなと思っていましたが、
時間がかかりすぎて、ほとんど手をつけることができず、
結局、この休み中になんとかメドをと思っています。
でも、仕事のことを忘れたいという気持ちもあるんですが。
放送に間に合わない・・・最悪の事態を避けるには、ある程度決めないと。
せっかくの休みもゆっくりはできないかも。


9月11日■たまにはドライブも・・・

疲れ切った1週間の終わりには気分転換にドライブでも・・・かなり遠出をしました。
国道4号をずっと南下して、疲れるところまで行こうとチャレンジです。

仕事(取材など)では、花巻から南は基本的に高速道を使うので、
一般道だけで南下というのはあまりないこと。
やっぱり時間がかかりますね〜
高速なら花巻まで30分くらいですが、一般道だと1時間弱。
北上まで1時間半・・・といった感じで、高速に比べて1.5〜2倍も時間がかかるんです。
しかも、マイカーは小回りがきく小型車。結構長時間の運転は疲れます。
でも、せっかくだから、宮城県まではと決心して運転を続けました。
途中、花巻市内の国道4号沿いで秋田の名物「比内鶏」を使った食堂を見つけ
入ることにしました。
このお店、以前、IATでも紹介したんですが、やっぱりブロイラーとはちと違いますね。
親子丼を食べましたが、歯ごたえがあって、確かにおいしい。
しかも、量も私にはちょうど良く、満足、満足。
腹ごしらえができたことで、さらに南下です。

北上、水沢、一関とどんどん通り過ぎて、いよいよ宮城県へ。
いきなり岩手にはない「セブンイレブン」が見え、県境を超えたことを実感。
そして、さらに車を走らせると、「ファミリーマート」(これも岩手にはない)があり、
ちょっと休憩。そこでびっくりしたのは、店のガラスに何匹ものカマキリが。
小さな虫を狙っているのか・・・ちょっとびっくりでした。
(帰り寄った近くのセブンイレブンでも多数のカマキリを発見!!)

南下は続き、せっかくだから仙台にでもなどと思いましたが、それはあきらめ、
目的地を宮城県の古川市にして、車を走らせました。
盛岡からはおよそ150km。往復で300km。
さすがに疲れましたね〜
気分をリフレッシュするどころか、疲れが溜まってしまったかも。




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