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盛岡では、毎年この時期に、「盛岡文士劇」という舞台があります。
アナウンサーや芸術家が一堂に会して演劇を「盛岡弁」で上演するというものです。
歴史は古く、戦後すぐに、県庁の職員や作家などが演じていたものが、
いったん休止して、最近復活。
現在は民放、NHKを問わず、アナウンサーが中心となって熱演を披露します。
といっても、アナウンサー全員ではありません。
IATには5人のアナウンサーがいますが、
今年は土岐聡子アナウンサーが「盛岡版坊ちゃん」に参加しました。
・・・つまり、夏目漱石の「坊ちゃん」の舞台が盛岡というものです。
演じたのは「マドンナ」役。主役というわけではありませんが、存在感のある役。
重要な役柄であると同時に、「盛岡弁」で演じなければいけないのです。
アナウンサーは共通語で商売していますし、土岐アナは茨城出身。
盛岡の方言というのは結構難しく、他の県出身者にはわからない言葉が多いんです。
アクセントやら、言い回しやら、土岐アナは職場でも熱心に練習していました。

きょう、上演を見に行きましたが、なかなか堂々としたもの。
アドリブもあったりして、客席は笑いの渦に包まれていました。
土岐アナの他にも、他局ですが知り合いのアナウンサーが主役だったので
楽しみにしていたんですが、期待通りの演技でした。
土岐アナの盛岡弁も地元出身者に比べればまだまだかもしれませんが、
雰囲気は出ていたと思います。
衣裳も袴姿あり、着物姿あり、職場で接しているいつもの土岐アナとは別人でした。
遠い存在になったような感じです。熱演に圧倒されたとでもいうのでしょうか。
それにしても、アナウンサーって本当に役者ですよ。
普段はテレビに出ているということを感じさせない（フランクな）人が多いんですが、
舞台に上がると変わりますね。私にはできませんね～。
でも、盛岡にいる限り、そのうち私に順番が回ってくるとも限らないんですが。

遂に来ました。本格的な雪の季節。
昨日も少しだけ積もったんですが、今朝は本格的。10cm以上です。
起きてカーテンを開けたらびっくりしました。真っ白。また来ましたね、この季節が。

きょうもお休みでしたが、所用があって出社しました。
その道のりも雪道。もう盛岡の冬を3回経験しているので、少しは馴れているつもりですが、
それも、「スタッドレスタイヤ」があってのこと。
盛岡の道は寒さで、スケートリンクのように凍ってしまいますが、
雪が降り続く状態なら、スタッドレスタイヤで大丈夫です。
そんなこともあり、岩手では11月中旬～タイヤ交換が必要になるのです。
私も先週末、交換を済ませたばかりでした。
実はその日の夜の予報が雪だったのであわてて交換しました。
その時は、雪道にならず、な～んだなんて思っていましたが、
きょうは、スタッドレスでないと・・・
もし、先週末交換してなかったら・・・なんて事を考えると、
出かけることもできないし、どうしようもない状態だったかも。
本当によかった～。