釜石消防署のボンネット屈折はしご車が老朽化のため
更新されることになりました。
1974年(昭和49年)年の配備以来、釜石消防署で活躍してきたいすゞTX屈折梯子車(モリタ&いすゞ)が
2001年2月、35メートル梯子車(モリタ&日野)の導入に伴って廃車となります。
廃車として業者に引き取られると言うことで、貴重なボンネット型車両だっただけに残念です。
車体型式 いすず TX50 塔型式及番号 MOP340 地上高 16メートル 製造年月 1974年1月


屋根がないです、もちろんドアも
これぞ「消防車!!」と言った感じです。

署員の方は、27年間使って実際の火災で使用したのは「5、6回あるか無いかくらいじゃないかなぁ」
もっとも活躍したのは、昭和51年に釜石市浜町から出火した大火災の時
2日間近くフル活動したと教えてくださいました。歴史ある車両です。

ななめ後ろからです。屈折車独特のアウトリガー。

ポンプ部です。モリタ特有の四角いメーターパネルです。
黄色いシートに入った資機材が置いてあるところは横向きの座席になっています。



梯体基部にあった銘板です。

寒い中撮影にご協力くださった釜石消防署のみなさん、ありがとうございました。